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川崎ドルえもんが開発したグルグルトレイン、通称【グルトレ】ですが、FXを始めたてのFXトレーダーは「よくわからない」という方も多いようです
そこで!開発者川崎ドルえもんがFX初心者にもわかりやすいようにグルトレを10記事で説明していこうと思います!
グルトレ自体はどのFX会社でも運用できますのでお好きなFX会社で運用してみてくださいね!
- 1限目:FXとは?為替相場とは?
- 2限目:さまざまなテクニカル分析
- 3限目:グルトレの基本【1円グルトレ】
- 4限目:グルトレの連結
- 5限目:グルトレが順行すると
- 6限目:グルトレが逆行すると
- 7限目:相場がレンジになるとグルトレは
- 8限目:グルトレの証拠金管理
- 9限目:封印両建て
- 10限目:グルトレはデモトレードか100通貨から!
封印両建て
前回の授業【8限目:グルトレの証拠金管理】で紹介したように
グルトレの欠点は一方的な逆行に弱いという欠点があります
その対応策として【封印両建て】という方法があります
簡単に説明すると、急落した時のために指定したところでグルトレを完全な両建てにする方法です
グルトレロングが1円逆行すると20,000通貨のロングポジションを持つことになります
2円逆行だと40,000通貨、3円逆行だと60,000通貨・・・という風に増えていきます
そこで指定したところ、例えば3円逆行した時に完全な両建てになるように3円下に60,000通貨のショートポジションを注文しておきます
こうしておけば完全な両建て状態となり、そこから下落しても評価損益は変動しなくなります
実際には正確な両建てにするのは難しいため多めの通貨枚数で注文をします
相場は常に変動しています
グルトレスタートからある程度上昇してから下落する場合もあるため、それを見越して多めの80,000通貨の売り注文をしておくのです
封印両建ての運用シミュレーション
実際に封印両建てを使用した場合のシミュレーションをしてみましょう
2019年1月3日のフラッシュクラッシュでは豪ドル/円が1日で5.55円も下落しました
もし、この時にグルトレロングを運用していて5.5円下落すると約28万円の損失が発生します
そこで3円下落したところで封印両建てを発動するように設定しておくと5.5円下落しても93,500円の損失で固定化されます
封印両建てを設定していないと約28万円の損失です
封印両建ては理論上は3円下に注文するなら60,000通貨ですが実際には少し多めの設定をしておきます
グルトレがスタートしてから上昇した場合のポジションも含めておくためです
実際に私はグルトレスタート時に3円下に80,000通貨のショート注文を入れています
封印両建てが発動したあとにする行動は2つのパターンがあります
1つめはすべてを決済してグルトレを損切りする。
もう1つは下落が落ち着いたら【封印両建てを】解除してグルトレをそこから再開するパターンです
封印両建てはショート注文ですので封印両建て単体でみれば下落すれば儲けが出ます
下落が落ち着いたら封印両建てだけを決済し利確します
その後グルトレロングを追加で注文して、急落から回復する相場でさらに利益を積み上げます
このパターン②の封印両建ての考えは少し複雑かもしれません
なので最初はパターン①をメインとし予想だにしない急落対策として3円下に80,000通貨のショートを設定し急落でロスカットされないようにしておきましょう
私はグルトレをロングで運用する場合は必ず封印両建てを設定しています
リスクオフの円高は突然現れますから
次の記事↓
10限目:グルトレはデモトレードか100通貨から!
グルトレにオススメのFX会社
次にグルトレを運用する際にオススメなFX会社を紹介します
グルトレは両建て手法で、なおかつ中長期運用が基本となりますし、それなりの資金が必要になります
また、グルトレは手動での運用が可能ですが、日頃の管理はそれなりに手間なので自動化も考えないといけません
そのなかで売りと買いのスワップ差が少ないFX会社や、少ない通貨枚数から運用できるFX会社、自動化できるFX会社を紹介していきます
手動で運用するときにオススメのFX会社
グルトレを手動で低額で運用するときにオススメなFX会社は、SBI FXトレードがオススメです!
SBI FXトレードは、1通貨から取引が可能なFX会社なので、基本グルトレの子本体を100通貨・サポートを1,000通貨にすれば資金も10分の1にできます
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SBI FXトレードと川崎ドルえもんのFXブログがタイアップ!
もう一つオススメなのが、みんなのFXです
みんなのFXは最低取引通貨枚数は基本の1,000通貨単位ですが、スワップポイントが買いと売りが一本値なので、両建てにするとスワップがマイナスにならない利点があります。
グルトレは半両建て手法なので、売りスワップと買いスワップの差が少ないFX会社がオススメです。また、みんなのFXは両建てMAX方式なので売りと買いどちらか通貨枚数の多いほうだけの証拠金で済むという利点もあります
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グルトレを自動化するときにオススメなFX会社
グルトレは手動でどんなFX会社でも運用可能ですが、日頃の子本体の再注文はなかなか手間がかかります
そこで、便利なのが一部のFX会社が提供しているリピート系自動売買のサービスです
リピート系自動売買は、決済されたIFD注文を自動で再注文してくれるサービスです
リピート系のサービスには注文幅が固定されているものと、自由に設定できるサービスがあり、グルトレを自動化できる自動売買は下の3社になります
・リピート系の元祖!マネースクウェアのトラリピ
グルトレを自動化できるFX会社の1つは、リピート系自動売買で有名なマネースクウェアのトラリピです
トラリピは特許も取っており、初心者でも簡単に設定ができることに定評があります
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トラリピでグルトレを運用する際の設定方法は下の記事で書いてます
・トライオートFXの自動売買(ビルダー機能)
グルトレを自動化できるもう1つのFX会社は、トライオートFXの自動売買セレクトのなかにある「ビルダー機能」です
自動売買セレクトは、すでに数値設定されている自動売買を選ぶだけで簡単にリピート系の運用が可能なのですが、そのなかに自分で数値設定ができるビルダー機能というものがあります
ビルダー機能は通貨ペアや設定幅・利確幅を・自由に設定して運用できる機能でグルトレを自動化するのにオススメです
トライオートFXのビルダー機能でグルトレを設定する方法は下の記事で書いてます
グルトレを自動化する設定方法(トライオートFXのビルダー機能)
・マネーパートナーズFXの連続予約注文
もう一つ、グルトレを自動化する方法があります。それは、マネーパートナーズFXの連続予約注文です
マネーパートナーズFXの連続予約注文は、最大20回まで決済後の注文を予約できるシステムで、回数上限はありますがグルトレの自動化が可能です
少し注文に手間が掛かりますが、そのぶん上のFX会社よりスプレッドが狭いので少ないコストでグルトレの運用ができます
また、マネーパートナーズFXnanoは100通貨から取引できるので少ない資金からグルトレができます
マネーパートナーズFXの連続予約注文でグルトレを設定する方法は下の記事で紹介しています
マネーパートナーズFXの連続予約注文を使ってグルトレを自動化する方法
EAを使ってグルトレを自動化
FX会社の自動売買サービスを使わなくてもグルトレを自動化する方法があります。それはグルトレEAです
グルトレEAはグルトレの手法に感銘を受けたFXトレーダーの羊飼いさんが作ってくれたEAで、MT4にダウンロードすれば簡単にグルトレを自動化できます
数値も自由に設定できますし、運用終了もワンクリックで可能です
また、条件達成でサクソバンク証券限定で使えるグルトレEAをプレゼントしています
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※当記事の内容は2020年5月16日時点の内容です
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