目次
ビルダー機能とは?
こんにちは、川崎ドルえもんです!
突然ですが、FX会社のトライオートFXが提供しているリピート作成機能の”ビルダー機能”をご存じですか?
リピート系自動売買とは、注文が決済されたら同じ注文を繰り返し注文するシステムで、トライオートFXのビルダー機能はリピート系システムを自分で作れる機能です
様々な設定のオリジナルリピート系自動売買が作れます
また、既にシミュレーション済みの「自動売買セレクト」という自動売買もあり、こちらは選択するだけで簡単にリピート系の自動売買が運用可能になっています!
ビルダー機能が再開!
そんなビルダー機能ですが、6月からのメンテナンスが終了して9月5日より再開しました!
【公式】2020年9月5日よりビルダー機能を再実装しました。
実はこのページは、インヴァスト証券公式のINVAST NAVIに小さく載っているだけで、公式HPではまだ”Coming Soom”(メンテナンス中)となっています
もっと大々的に公表してよ、公式・・・
ビルダー機能はグルトレに使える!
ところで私が開発したリピート系手法のグルトレですが、手動で運用するのは面倒・・・という人向けには自動売買を使うのがオススメです
リピート系自動売買は複数のFX会社が提供していますが、実はグルトレが運用できるリピート系自動売買はごくわずかです
FX会社によっては、30銭間隔で新規注文をして利益確定も30銭ごとと、新規注文と決済注文の間隔が決まっている自動売買もあり、そのようなリピート系自動売買ではグルトレの運用ができません
グルトレができるリピート系自動売買を提供しているFX会社について詳しくは下の記事で紹介していますので、ご覧ください
グルトレの設定方法
それでは、ビルダー機能でのグルトレの設定方法を紹介していきましょう
まずは、トライオートFXの口座開設をしてログインします
ログインしたら
をクリックしてトレード画面を開きます。
開いたら、左側の”ビルダー”アイコンをクリックして”シングルカスタム”を選択します。
ビルダー機能には、リピート注文を1つずつ作成する”シングルカスタム”と、複数のリピート注文を一気に作れる”マルチカスタム”の2つがあります
マルチカスタムのほうが簡単にリピート系システムの作成が可能でグルトレの設定も可能ですが、マルチカスタムよりシングルカスタムでグルトレ作ったほうがのちのちの再利用がしやすいので今回はシングルカスタムでの設定方法を紹介します
通貨ペアと注文幅を決定しよう!
まずは、通貨ペアと注文幅を決めましょう!
グルトレの運用にオススメしている通貨ペアはレンジになりやすい通貨ペア、必要証拠金の少ない通貨ペアがオススメです
豪ドル/円やカナダドル/円、豪ドル/NZドルなどが比較的レンジになりやすい傾向がある通貨ペアです
証拠金もポンド/円などに比べて少なく済むのでグルトレの運用にオススメの通貨ペアです
今回は、通貨ペアは豪ドル/円で、設定幅は現在レート(前日終値)の1.5円下から3円上まで設定する”4.5円グルトレロング”の設定方法を紹介します
つまり、スタートから3円上昇したら利益確定し、1.5円下落したら損切りする設定です。決済終了じたいは手動で行います。
今回の設定幅は4.5円幅ですが、お好みで広げたり、また通貨枚数も資金によって変更していきましょう
子本体ロングの設定方法
まずは、子本体ロングを設定していきましょう!
今回は設定する現在レート(前日終値)の150pips下から上に向かって注文していきましょう
最初の設定は上図のようになります
①売買は「買」
②数量は「0.1(1,000通貨)」
③エントリー価格は「前日終値」にします、
④数値は「-150」pips。つまり前日終値の150pips下に新規注文が設定されます。
⑤利確幅は「+50」
⑥カウンター値は”幅指定”にして「-50」
と設定し、追加します。
その後は、④のエントリー価格を「-140」「-130」「-120」・・・と変更しながら追加していき「+290」まで追加していけば子本体ロングの注文が完了です。
合計で45個の注文です。
子本体ショートの設定方法
次は、子本体ショートを設定していきましょう
子本体ショートの最初の設定は上図のようになります
①売買は「売」
②数量は「0.1(1,000通貨)」
③エントリー価格は「前日終値」(※)にして、数値は「-150」
④利確幅は「+50」
⑤カウンター値は”幅指定”にして「+50」
と設定し、追加します。
その後は、③のエントリー価格を「-140」「-130」「-120」・・・と変更しながら追加していき「+290」まで追加していけば子本体ショートの注文が完了です。
合計で45個の注文です。
サポートの設定方法
次はサポートを設定していきましょう!
ロング方向のグルトレなのでサポートはロングで設定し、今回は50pips間隔で設定していきましょう。
最近は取りこぼしを防ぐためにサポートを50銭間隔で注文しています
ビルダー機能の仕様上、必ず利益確定の設定が必要です。
なので、今回は利確幅をエントリー価格(基準レート)500pips上に設定しましょう
最初の設定はこのようになります
①売買は「買」
②数量は「0.5(5,000通貨)」
③エントリー価格は「前日終値」で「-150」
④利確幅は「+500」
⑤幅指定にしてカウンター値は「-500」
と設定します。
その後は、エントリー価格を「-100」「-50」「0」「+50」「+100」「+150」「+200」「+250」と設定すればグルトレロングの設定は完了です!
あとはシミュレーションを押して、運用開始(今すぐ稼働をクリック)すればグルトレがスタートします。(シミュレーションは2018年からのスタート想定になります。)
このグルトレは、手動で決済する仕様なので3円上昇もしくは1.5円下落したら手動で全決済するようにしましょう
封印両建ての設定方法
ここまでは、基本的なグルトレロングの設定方法を紹介しました
しかし、このグルトレでは予期しない急落が発生したときに大きな損失が発生してしまいます
そこで設定するのが”封印両建て”です。
封印両建てとは、相場が予期しない逆行をしたときに損失の拡大を抑えるために設定するものです
封印両建てについて詳しくはこちら
設定方法は、グルトレが逆行した時に売りポジションと買いポジションが、ほぼ同じ通貨枚数になるように設定します。
下の注文を上のグルトレに追加します
今回のグルトレロングの場合は、エントリー価格(前日終値)から2円下に6万通貨の売りポジションを設定しておきます(設定上、利確設定をする必要があるので、利確幅とカウンター値を1,000pipsなど大きな数値にして利確されないようにしておきましょう)
なぜ6万通貨なのかというと、グルトレ(ロング)は1円逆行するごとに2万通貨の買いポジションが含み損になります。
本来であればスタートレートから1.5円下までしかグルトレを設定していないので逆行しても含み損になっているポジションは約3万通貨になるはずです。
しかし一度、1.5円上昇してから逆行し始めてスタートレートから2円下まで逆行すると約6万通貨の買いポジションが含み損状態になります。
このことを考えて”6万通貨の売りポジション”を買いのグルトレにぶつけるのです。
こうしておけば、急落した時にポジションがほぼ両建てになり、損失が拡大しなくなりますし、もしかしたら利益トレードになる可能性もあります。
基本的には、封印両建てが発動したら全決済してグルトレの運用を終了しましょう。そして再度、運用するか検討していきましょう。
⇩2020年10月9日にシミュレーションした結果
※シミュレーションは2018年からの長期運用の結果であり、グルトレでここまで長期運用は行いません。
以上、豪ドル/円の4.5円グルトレロングの設定方法でした!
この設定方法は、現在レート(前日終値)基準で作成しているので、また豪ドル/円でグルトレロング運用をするときに再利用が可能です
様々な通貨ペアでロングとショートを作っておけば、いつでもすぐにグルトレの運用が始められますので、ビルダー機能でグルトレを作っておきましょう!
設定済みのリピート系自動売買”認定ビルダー”
またトライオートFXの自動売買セレクトでは、有名なFXトレーダーが作ったリピートシステムも配信しています
こちらはトライオートFXが認定した「認定ビルダー」というFXトレーダーが作った自動売買で、実際にリピート系を運用しているトレーダーと同じ設定の自動売買が運用可能となっています
一部の自動売買は長期運用を前提としていないものもあるので必ず、INVAST NAVIの認定ビルダーブログを見てから運用するようにしてください
ちなみに川崎ドルえもんも認定ビルダーに登録されています
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※当記事の情報は2020年10月10日時点
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