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AIがトレードシグナルを発信するマイメイトとは?
こんにちは!川崎ドルえもんです!
インヴァスト証券が提供しているAIがトレードシグナルを発信するMAiMATE(マイメイト)を知っていますが?
マイメイトとはAIが自動で取引をしてくれるFXトレードサービスで、現在は売買シグナルを発信、2020年夏にはシグナル通りの実取引開始する予定だそうです
現在は、売買シグナルを1日に1度メールで送ってくれますので、その通りにポジションを持てばAIシグナル通りのトレードが可能となります
一部のFX会社でもAIがトレードしてくれるサービスがありますが、マイメイトは少し違って自分がどのような情報で売買を判断するかを選択してオリジナルのAIを作成できるという特徴があります
マイメイトが他のトレードAIと違う点はAI自身を自分で育てる点です。最初の頃のマイメイトはいわばFXトレード初心者の状態でシグナル通りにトレードしても利益にならないことが多くあります。そういった場合は叱ってAIに勉強させることでトレードの勉強をさせることができるのがマイメイトの利点です。トレードを褒めることも可能です
AI自体は囲碁のプロ棋士をも負かしたAIアルファ碁で使われた強化学習型AI「A3C」を使っているそうで、巷にあふれるディープラーニングを使ったAIとは異なるそうです
コロナ相場での大勝・サービス開始以来プラス成績
そんなマイメイトですが、実際のトレード成績はどうなっているのでしょうか?
コロナ相場の最中であった3月のマイメイトの成績を見ると全AIエージェントの平均月間損益は+396 pipsと大勝し、8割以上のAIエージェントがプラス収益だったそうです。すごい!
2020年3月度 月間レポート|偶然か?必然か?コロナ相場に8割以上が大勝
さらにサービス開始以来(2019年7月4日~2020年5月29日)の成績はドル円が724pips,ユーロドルが489pips、ポンドドルが1,014pipsの利益とプラスの成績となっています
※作成したマイエイトによって成績が変わってきます。実取引開始時には他の成績が良いマイメイトを選べるそうです
マイメイトAIの作成方法(誕生のさせ方)
マイメイトは下記の簡単な項目に答えるだけでマイメイトAIを誕生させることができます
①登録→口座開設
②通貨ペアを選択
③テクニカル指標を選択
④ニュース情報を選択
⑤教育方針を選択
⑥名付け
⑦誕生!
通貨ペアを選んで下記のように選択していけば簡単に作成が可能です
「注目するニュースは?」の選択に関する詳細記事はこちら
・AIの育成についての説明
マイメイトAIの特徴~初心者ガイド~
AIを育てる「継続学習」&「EDUCATE」初心者ガイド
AIエージェントは「いいね」「ダメ」をどんな基準で理解している?
AIアルゴリズムの最大の特徴は?~価格予測 vs. ポジション管理
シグナルはメールで通知
マイメイトの売買シグナルは毎日20時頃にメールでお知らせがきます。実取引開始後はこのシグナルでトレードされます。
マイメイトの自動売買化をリリース
マイメイトは自動売買を今後リリースするようです
現在の売買シグナルは自分で作成したマイメイトが発信していますが、自動売買化が開始されると他の人が作った成績のいいマイメイトでもトレードが可能になるそうです
なのでランキング上位のマイメイトAIを使って自動売買取引が可能になります。また、ポイントを使えば複数のマイメイトAIを使用できるようになるとのこと
また、現在マイメイトのシグナルで使用できるテクニカルは3つだけですが、実取引開始時には6個に増え、通貨ペアも3通貨ペアから18通貨に拡充される予定だそうです
マイメイトでの取引コストは銀行などからの提供される価格から生成したベースレートに対して全通貨ペア一律のマークアップを上乗せして配信されます
具体的なマークアップ値はまだ最終決定しておりませんが、片道1~1.5pips間を想定。
例えば、米ドル円のベースレートのスプレッドが0.3pipsで、マークアップを仮に片道1.3pipsと設定した場合、お客様が取引するスプレッドは2.9pips(スプレッド0.3pips+新規・決済のマークアップ1.3pips×2)となります。
なお、スプレッドは固定スプレッドではないので変動します。
とのことです。詳細記事はこちら
マイメイトについて質問してみた!
インヴァスト証券担当者にマイメイトについてわからないことがあったので川崎ドルえもんが質問してみました!トレードの参考にしてみてください
Q1:マイメイトとはどういったものですか?
A:【トレーディングAIをユーザー同士で「作る」「育てる」「任せる」ソーシャルアルゴトレードサービスです】
上記はコンセプトのようなものです。
◆「作る」
通貨ペア・参考にするテクニカル指標・参考にするニュース・教育方針などをユーザーにご選択いただきます。通貨ペア・テクニカル指標は今後増える予定です。トレンド系・オシレーター系のテクニカル指標の別で、AIの得意な相場局面が異なることが現状判明しています。
◆「育てる」
1週間に1度、その週のMAiMATEのトレード結果を評価することができます。
「褒める」「叱る」「評価しない」という評価をすることができます。
その評価は少しずつAIのトレードにも組み込まれる為、投資家の判断をAI教育に反映させることができるのが最大の特徴です。
ユーザーの方からは「調教」と呼ばれたりします。
◆「任せる」
MAiMATEはFX自動売買サービスです。
現状はシグナル配信のみにとどまりますが、9月以降は自動売買になります。
Q2:マイメイトAIの提供元と該当AIの特徴を教えてください。
A:マイメイトはGoogleが2016年に発表をしたA3C(Asynchronous Advantage Actor Critic)という強化学習を応用しています。アルファ碁にも用いられる強化学習型AIです。
強化学習型のAIの特徴は「試行錯誤を繰り返し、最適を追求する」という点です。
下記記事が参考になるかと存じます。
マイメイトAIの特徴~初心者ガイド~
強化学習の凄さを3分で実感!MAiMATEの人工知能(AI)コア技術
Q3:朝に送られてくる実際のメールを見たいです。
A:このようなメールをお送りします
Q4:シグナルの発信は1日1回だけですか?
A:現状、1日1回のトレードの想定です。
変更となる(増える)可能性はありますが未定です。
Q5:自分の作ったマイメイト以外のマイメイトのシグナルを使うことは可能ですか?
A:他のユーザーのマイメイトをフォローして、シグナルを受け取りトレードすることができる機能を、本リリース時に実装する予定です。フォローされたユーザーは、フォロワーの数だけポイントを受け取ることができる特典があります。
Q6:ランキング上位のマイメイトの成績が悪くなる可能性はありますか
A:もちろんあります。
総損益・取引回数・平均損失・平均利益・勝率・最大DDの各指標の総合得点が高いものが高クラスになります。中には、取引回数は少ないけど、総損益・勝率は非常に高い。というようなAIもあると考えられます。
Q7:現在のマイメイトはシグナル発信のみで実際にトレードを行うのは自己判断、実取引開始後はAIがトレードしてくれることになるのでしょうか?またバージョンアップ後は自己判断でポジションを持つことはできなくなるのでしょうか?
A:本リリース後は、AIが実取引を自動で行います。お客様の自己判断でのポジション取りは原則想定しておりません。ただ、任意のタイミングでの稼働停止・ポジションクローズは可能な想定です。
Q8:他のAIがアルゴリズムを学習し、マイメイトのAIシグナルが効かなくなる可能性はありますか?(上位マイメイトが順次入れ替わっていく可能性)
A:人気になるにつれてそのシグナルが効きづらくなる・・・という懸念は少ないと思料しております。
MAiMATEは「画一的なロジックで売買される」ものではなく、一つとして同じAIは存在しないからです。誕生当初のAIは参考指標の組み合わせ次第で似通ったものとなる可能性はありますが、その後の投資家の教育により、AIのトレードは変化していきます。
また、マイメイトもニュース情報については「REFINITIV」の情報を活用しております。
そして、MAiMATEは画一的なロジックにて売買するのではなく、毎週継続学習を行いブラッシュアップされていきます。より直近の相場動向を参考にするという点も継続学習において組み込まれております。
難しい内容の記事ですが、下記記事が参考になると思います
AIアルゴリズムの最大の特徴は?~価格予測 vs. ポジション管理
Q9:マイメイトを褒めたり、叱ったりできるそうですが、褒めるだけ、もしくは叱るだけでも良いのでしょうか
A:育成はシンプルに考えると以下のようにするのが良いと考えられます
「こういう取引をしてはダメ!」は叱る。「良い取引だね」は褒める。
AIは投資家の評価を少しずつ取引に取り入れていきます。例えば「大きな評価損失を抱えていたものの、粘って小さな損失に抑えた」というトレードは褒めてあげても良いでしょう。AIは「少ない損で済んだので褒めてもらえた」と捉え、損失が少なくなるような取引をするようになります。
教育の方針は投資家それぞれですので、そこを皆様が考察していくというのも面白いと考えております。
以下参考記事
AIエージェントは「いいね」「ダメ」をどんな基準で理解している?
AIを育てる「継続学習」&「EDUCATE」初心者ガイド
Q10:マイメイトのリスクを教えてください
A:FX取引という意味でのリスクは他サービスと同様です。
マイメイト固有のリスクとしては、システムの異常によりシグナル配信が勝手にされる、または、なされない可能性がゼロではないという点でしょうか(もちろんそのようなことが発生しないように善処する所存でございます)
事前口座開設キャンペーン!
さらに7月27日から実取引開始までの間にマイメイトの口座開設の予約をしたお客様に
マイメイトポイントがあれば取引コストであるマークアップが期間限定で無料になったり、マイメイトAIをもう一体作成できたりする予定だそうです
マイメイトAI自体は無料で作れますので、試しに自分のマイメイトを育ててみて、実際に使うかは実取引開始時に判断してみてもいいと思います
以上参考にしてみてぜひマイメイト運用の検討をしてみてくださいね!
マイメイト公式サイトはこちら
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