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FXには時間的な傾向がある
ドル!どる?川崎ドルえもんです!
私はFXは時間的な傾向が多くあると強く思っています
実際にトレードでポジションを決める際にも時間的な傾向を見ながらロングかショートかの方向を決めることが多くあります
時間的な傾向で一番有名なのは、ゴトー日(五十日)ではないしょうか?
ゴトー日とは5日や20日など5や0の付く日の仲値の日のことです
仲値とはその日の換金レートを決める時間で、銀行が営業している日は毎日9時55分にあります
その仲値の5や0の付く日は、企業の支払いや決済が集中しやすいためドルが買われやすい傾向があると言われています
為替時間統計論
為替は根本的に人が動かしています
ということは土日はお休みですし、長期休暇があればお休みになりますよね
そして、休みの前の日は残っている仕事を片付けて休む準備を始めますし、休日後の仕事は徐々にやる気を出していきますよね
こんなことFXには関係ないかと思うかもしれませんが、これが意外と為替に関係があったりします
例えば、年末に向けて円安になりやすい傾向があるのですが、これは休みや企業決算に向けて投資していたポジションを閉じて自国の通貨に戻すからと言われています
また、日本のお盆休みの前の週は日本のトレーダーやディーラーがポジションを閉じるため円高になりやすいと言われています
そこで私は思いました。「このような季節によって相場変動の傾向が出てくるということは、私たちの気づいていない時間的傾向が出てくるのではないか」と。
そこで私は、過去20年間の週足を季節ごとに数えての陽線の確率を算出しました!(※)
これから紹介するデータは、過去の週足から算出した確率をこれからの週に当てはめたものになります
見方としては、陽線確率が高ければ陽線が出やすく、陽線確率が低ければ陰線が出やすいという見方になります
その他の細かい傾向を見ながら、私なりの予想も表記しておきますので参考にしてみてくださいね!
2月3日~7日の週足の陽線率と予想
これから紹介するデータは、過去の週足から算出した確率をこれからの週に当てはめたものになります
見方は陽線確率が高ければ陽線が出やすく、陽線確率が低ければ陰線が出やすいという見かたになります
その他の細かい傾向を見ながら、私なりの予想も表記しておきますので参考にしてみてくださいね!
週足陽線確率と予想
通貨ペア | 陽線率 | 週足予報 |
ドル/円 | 50% | |
ユーロ/円 | 63% | |
ポンド/円 | 50% | |
豪ドル/円 | 63% | |
NZドル/円 | 73% | 陽線 |
カナダドル/円 | 63% | |
スイスフラン/円 | 50% | |
ユーロ/ドル | 70% | 陽線 |
ポンド/ドル | 43% | |
豪ドル/ドル | 60% | |
NZドル/ドル | 77% | 陽線 |
ドル/カナダ | 23% | 陰線 |
ドル/フラン | 40% | |
ユーロ/ポンド | 67% | |
ユーロ/豪ドル | 33% | |
ユーロ/フラン | 63% | |
ポンド/豪ドル | 33% | 陰線 |
ポンド/フラン | 37% | |
NZドル/豪ドル | 37% | |
豪ドル/カナダ | 57% |
※ 算出方法は加重平均で算出。基準日は非公開とします。
2月3日~7日の週はカナダドルが売られるかに注目!
過去20年のローソク足の動きから見ると2月3日からの週足予報はどうなっているのでしょうか?調べてみましょう
確率が強くなっている通貨ペアは、NZドル/円とNZドル/ドルで、NZドル/円の陽線確率が73%とNZドル/ドルの陽線確率が77%と、どちらもNZドルが買われる傾向が出ています
また、ドル/カナダの陽線確率が23%となっています。つまり陰線確率が77%ということになります
このことから、2月3日からの週は、NZドルの関連通貨ペアがNZドル買いの方向になるのかと、ドル/カナダが売り方向で動くのかに注目です!
今回は週足の為替時間統計論を紹介しましたが、もっと細かい日足の為替時間統計論はnoteで公開していますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
川崎ドルえもんのnoteはこちら
FX時間統計論の注意点
このFX時間統計論には注意点があります
それは、ローソク足の陰線と陽線は始値と終値の実線ベースで決まるため、安値や高値のヒゲはデータとして入ってきません
FX時間統計論が強い陽線確率を出していたとしてもローソク足の開始から一度下がり下ヒゲを付けてから上昇することもあります
逆に、強い陰線確率が出ていても上ヒゲが出てから下落する可能性もあります
そこで、ナンボトレード法を参考に週の始めに一度にポジションを持たずに分割してポジションを追加していくようにしましょう
また、FX時間統計論はあくまで過去の確率から算出したものですので、たとえ強い確率が出ていたとしても、残り10%逆に動く確率があれば、それに当たることもあります
そこに注意してトレードの参考にしていきましょう
このデータが参考になると思ったらぜひ拡散お願いします!
※投資は自己判断でお願いします
※当記事の情報は2020年1月13日時点
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