為替には時間的な傾向がある
こんにちは、川崎ドルえもんです!
FX会社のヒロセ通商にて、新規注文する時に決済する時間を指定できる決済時”時間指定注文”が追加されました!
FXには時間的な傾向があり、例えば5や10の付く日は”ゴトー日”と言い、輸出入のある企業が支払いなどのために、ドルを調達するため東京仲値の9時55分前はドル買いになりやすい傾向があると言われています。
その他にも、ロンドン市場の仲値と言われるロンドンフィクス(ロンフィク)は、0時(冬時間は1時)に決定するのですが、特に月末はその時間にユーロに関する通貨ペアが激しく動くと言われています
また、私は過去の相場からデータを取っており、月足から4時間足までの傾向・アノマリーを陽線確率として算出しています。
これは、12月31日の4時間足のデータですが、80%以上・20%以下のデータ(陽線確率)が34個も出ており、実際に2021年12月31日には27個がアノマリー通りに動きました
ヒロセ通商で時間指定の自動売買が可能に!
この傾向通りにポジションを持っていたとしたら、ほとんどが利益になっていたことがわかります
しかし、9時55分の東京仲値や0時のロンフィクの時間、4時間足の傾向でFXの注文をするとなると、常にその時間にFX口座を開いておかないといけません
この時間は、人によっては仕事をしている最中や寝ている時間の可能性があり、必ずチャートを開けるわけではありませんよね
そんな時に使えるのがヒロセ通商の”時間指定注文”です!
実は、この時間指定注文は最近まで、新規注文もしくは決済注文のどちらかしか注文が出来ず、決済で時間指定注文を使う場合はポジションが約定してから設定する必要がありました
そこで、川崎ドルえもんがヒロセ通商さんに提案したところ、対応して頂けることになり、同時に新規注文と決済注文の時間指定ができるようになりました!
これで、ゴトー日や4時間足天気予報(4時間足のアノマリー)などが自動化できるようになったというわけです!
時間指定注文は、その名の通り、時間を指定して注文する方法です
ヒロセ通商の時間指定注文は3つあり、
指定した時間にポジションを持ったり決済できる”時間指定成行注文”と、
その時間になるかもしくは指定した”指値”に達したらポジションを持ったり決済する”時間指定指値注文”、
指定した時間か指定した”逆指値”のレートになったら注文される”時間指定逆指値注文”
の3つがあります
単純に時間だけを指定して売買したい場合は時間指定成行注文で、
時間もしくは指定したレートまで動いてたら決済したい場合は時間指定指値注文か時間指定逆指値注文を使うという感じです
例えば、ゴトー日のドル買いアノマリーを狙うのであれば、5日、10日、15日、20日、25日、30日(祝日の場合は前日の金曜日)各日の9時30分ごろに、ドル買いの時間指定注文しておき、9時53分ごろに決済側の時間指定注文を設定しておけば、ゴトー日に自動で売買をしてくれます。
4時間足天気予報の場合は、傾向の出ている4時間だけポジションを持つようにしておけば、その時間だけ自動でポジションを持ってくれるようにしてくれます
決済注文付き時間指定注文の設定方法
”時間指定注文”の設定方法は簡単です!
ヒロセ通商の注文画面を開き、買い注文か売り注文かを選択します
次に”時間指定”を選択し、通貨ペアとLOT数、発注する時間を設定します。
次に決済を”決済時間指定”に選択し、任意で執行条件を”時間指定逆指”にして”決済する時間”の設定と”何pips逆行したら損切りするのか”を設定すれば完了です。
ちなみにヒロセ通商は1銭が10pipsとなっているので、例えば20銭で逆指値や指値を設定する場合は”200”と入力しましょう
これで設定は完了です
あとは指定した時間が来れば自動でポジションを持ってくれ、決済側も指定した時間もしくは逆指値に達したら自動で決済してくれます
日付を変えて同様に設定しておけば、ゴトー日や4時間足天気予報などのアノマリーを自動で売買を行ってくれます!
これなら仕事中でも気にせずにFXトレードの自動売買ができますよね!
(※新規と決済 同時注文の時間指定注文はPC版アプリLION FX C2のみ対応)
為替天気予報アノマリーで自動売買をしてみよう!
先ほどお伝えしたように、私は過去の相場からその月日や4時間足の傾向・アノマリーを陽線確率として算出しています
もちろん過去のデータなので、これからの相場を100%言い当てるものではありませんが、
企業決算や休日などの関係から相場には、その月日や時間でその方向に動きやすいという傾向・アノマリーがあります
そこで今回、新しく導入されたヒロセ通商の時間指定注文を使って4時間足天気予報アノマリーの自動売買を行ってみるのもありだと思います
為替天気予報は、陽線確率を算出しており、80%以上で過去の上昇傾向が強く、20%以下で下落傾向が強かったというデータになります
それを参考に時間指定の自動売買を行ったら楽しそうだと思いませんか?
例えば、上記の12月31日の4時間足天気予報であれば、その傾向通りの方向に時間指定注文を設定しておけば、34個中27個が利益確定になっていたということになります
最新の4時間足天気予報はnoteで発信をしています
もちろんこれは過去検証で、これからの相場はわかりませんが、検証の余地があると思います
4時間足天気予報でなくても、自分で時間的なアノマリーを探して検証してみるのもありだと思います
実際には、為替天気予報はテクニカルやファンダメンタルズも入れて判断してほしいところなのですが、仕事中に自動で売買してくれる機能はかなりデカいです
これを気にヒロセ通商の時間指定注文でFXトレードを自動売買化をしてみてはいかがでしょうか?
・当データはあくまで過去のデータから算出したものであり、これからの相場を言い当てるものではありません。
・当データは始値と終値の実線ベースのデータとなります。
・最終的な判断は自分で行ってください。投資は自己責任です。
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