2023年はアメリカ中間選挙後…
明けましておめでとうございます!2023年もよろしくお願いいたします
2022年は11月にアメリカ中間選挙が行われました。実はこのアメリカ中間選挙は株や為替市場に大きな影響を与えると言われています。
中間選挙とは米国の下院議員全員と上院議員3分の1の議席を改選する選挙で、米大統領の任期4年間の中間の年に行われる選挙のことを言います。
この中間選挙が終われば、アメリカ大統領は任期終了までの国会議員が確定するため、今まで決まられなかった政策などが大きく決められるため、アメリカ経済にも大きく影響を及ぼします。
そこで、今回は過去の中間選挙後に株や為替がどうなっていたのか、2023年注目のアノマリーを紹介していきます!
NYダウ上昇に注目アノマリー!
下の表は、アメリカ中間選挙翌年のNYダウ始値と終値を1943年以降から抽出したものですが、見てみると1943年以降は2015年を除いて、中間選挙翌年はすべて陽線が付いているということが分かります
このことから、アメリカ中間選挙翌年はNYダウが上昇しやすいアノマリーがあることが分かります!
特に前回の2018年アメリカ中間選挙翌年である2019年は、約5400ドル以上も上昇しており日本円換算で実に60万円も上昇しています。
このことから、今年、2023年はアメリカ中間選挙の翌年なので、NYダウがどのくらい上昇するのかに注目です!
アメリカ中間選挙翌年のNYダウ年足
選挙翌年 | 始値 | 終値 | 差 |
1943年 | 120.25 | 135.89 | 15.64 |
1947年 | 176.39 | 181.16 | 4.77 |
1951年 | 239.92 | 269.23 | 29.31 |
1955年 | 408.89 | 488.4 | 79.51 |
1959年 | 587.59 | 679.36 | 91.77 |
1963年 | 646.79 | 762.95 | 116.16 |
1967年 | 786.41 | 905.11 | 118.7 |
1971年 | 838.92 | 890.2 | 51.28 |
1975年 | 619.13 | 852.41 | 233.28 |
1979年 | 805.01 | 838.74 | 33.73 |
1983年 | 1048.92 | 1258.63 | 209.71 |
1987年 | 1913.1 | 1938.8 | 25.7 |
1991年 | 2627.2 | 3168.83 | 541.63 |
1995年 | 3834.44 | 5117.1 | 1282.66 |
1999年 | 9201.26 | 11497.12 | 2295.86 |
2003年 | 8342.38 | 10453.92 | 2111.54 |
2007年 | 12459.54 | 13264.82 | 805.28 |
2011年 | 11577.43 | 12217.56 | 640.13 |
2015年 | 17823.07 | 17425.03 | -398.04 |
2019年 | 23058.61 | 28538.44 | 5479.83 |
単位:米ドル
NYダウや株式投資は下の証券会社からどうぞ
ドル円下落に注意の2023年!?
さらに、実はアメリカ中間選挙翌年アノマリーは、為替市場にも影響を与えているようです。
下の表は、アメリカ中間選挙翌年のドル円を抽出したものですが、過去10回中8回が年足ベースで下落していることが分かります。
これは基本的に株と為替と債券は逆相関関係があり、株を買うために為替が売られることがあるためだと思われます。
このことから、アメリカ中間選挙翌年はドル円が下落しやすいアノマリーがあるということが分かります
アメリカ中間選挙の翌年…つまり2023年、今年ですね。
選挙翌年 | 始値 | 終値 | 差 |
1983年 | 232 | 231.7 | -0.3 |
1987年 | 159.77 | 126.03 | -33.74 |
1991年 | 136.53 | 124.6 | -11.93 |
1995年 | 100.19 | 103.51 | 3.32 |
1999年 | 112.8 | 102.51 | -10.29 |
2003年 | 118.7795 | 107.2095 | -11.57 |
2007年 | 119.055 | 111.694 | -7.36 |
2011年 | 81.23 | 76.911 | -4.31 |
2015年 | 119.6415 | 120.189 | 0.5475 |
2019年 | 109.705 | 108.654 | -1.05 |
為替の投資は下のFX会社からどうぞ
ビットコイン1月が安値に!?
さらに、実は2023年は仮想通貨アノマリーとしても注目の年です
下の画像はビットコインチャートですが、見てみると2013年12月4日に最初の高値が付いたあとに、その4年後である2017年12月17日に高値が付き、さらにその約4年後である2021年11月10日に再度高値が付いています。
さらに安値も2015年1月14日に安値が付き、その約4年後である2018年12月15日から2月6日にかけて安値圏の横ばいが続いています。
このことから、ビットコインの高値と安値は4年周期のアノマリーがあり、次の安値は2023年1月頃になるのではないかということが分かります。
このようにビットコイン(BTC)は約4年周期で高値と安値が発生しているアノマリーがあるのです。
仮想通貨の投資は下の会社からどうぞ
以上、2023年注目のアノマリー情報でした!
このアノマリー情報が良い情報だと思ったらTwitterでリツイートなど、よろしくお願いします!
・当情報はこれからの相場を言い当てるものではありません。
・最終的な判断は自分で行ってください。投資は自己責任です。
コメントを残す