ビットコインの月足を数えてみた!
今、世界でお金の概念を変えるかもしれない仮想通貨(暗号資産)ですが、私は過去の相場からどういった傾向・アノマリーがあったのか探す”金融天気予報”という統計データを配信しています。
そこで、今回は過去の仮想通貨の月足を数えてどういった傾向・アノマリーがあったのかを探っていきましょう!
下の表は、ビットコインの月足を数えたものになります
見てみるとビットコインは過去10年間中、2月と4月と7月と11月で陽線が付いた回数が7回と多かったことが分かります
さらに、3月と9月は陰線の回数が7回~8回と多くなっています。
このことから、ビットコインは2月と4月と7月と11月は陽線が付きやすく、3月と9月は陰線が付きやすかったことが分かります
ただ注意してほしいのが、これは過去データですし、ビットコイン自体も2008年に誕生したばかりでデータが少なく、逆に動いた回数もそれなりにあるのであくまで参考程度にしていただけたらと思います
仮想通貨は2月と4月と11月に買われやすく6月と9月・10月に売られやすい?
さらに、その他の仮想通貨統計データを見ていきましょう
下の表は、仮想通貨全11通貨ペアの月足を数えたものになります
2月の欄を見てみると陽線が付いた回数が、BTC/USDは過去10年間中7回、ETH/USDは過去6年間中5回、MONA/USDは過去10年間中7回、XEM/USDは過去6年間中5回と、陰線より陽線が付いた回数が多くなっています
このことから2月はビットコイン(BTC)とエーサリアム(ETH)とモナコイン(MONA)とネム(XEM)が陽線が付きやすかった傾向・アノマリーがあることが分かります。
さらに4月の欄を見てみると、陽線が付いた回数が、BTC/USDは過去10年間中7回、ETH/USDは過去6年間中5回、LTC/USDは過去8年間中6回、DOGE/USDは過去8年間中5回、MONA/USDは過去10年間中7回、IOST/USDは過去4年間中4回と、陰線より陽線が付いた回数が多くなっていることが分かります
このことから4月はビットコイン(BTC)とエーサリアム(ETH)とライトコイン(LTC)とドージ(DOGE)とモナコイン(MONA)とアイオーエスティー(IOST)が陽線が付きやすかった傾向・アノマリーがあったことが分かります。
次に、9月の欄を見てみると逆に陰線回数が、BTC/USDは過去11年間中8回、ETH/USDは過去7年間中5回、LTC/USDは過去9年間中7回、DOGE/USDは過去8年間中6回、FCT/USDは過去6年間中6回、MONA/USDは過去11年間中8回、XEM/USDは過去7年間中6回、LSK/USDは過去6年間中6回、IOST/USDは過去4年間中3回、XRP/USDは過去9年間中6回と、ほとんどの通貨ペアで陽線より陰線が付いた回数が多くなっています
このことから9月の仮想通貨は陰線が付きやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。
さらに、10月はFCT/USDの陰線回数が過去5年間中5回、XEM/USDは過去6年間中6回、LSK/USDは過去5年間中5回、XRP/USDは過去8年間中6回と、陽線より陰線が付いた回数が多くなっています
このことから10月のファクトム(FCT)とネム(NEM)とリスク(LSK)とリップル(XRP)は陰線が付きやすかった過去があることが分かります。
次に11月を見てみると、BTC/USDとMONA/USDの陽線回数が過去10年間中7回、FCT/USDは過去5年間中5回と陽線が付いた回数が多くなっています。
このことから11月はビットコイン(BTC)とモナコイン(MONA)とファクトム(FCT)は陰線が付きやすかった傾向・アノマリーがあったことが分かります
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※当記事の情報は2021年10月8日時点
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