目次
みんなのFXに新通貨ペアが追加!
ドル!どる?川崎ドルえもんです!
2019年10月7日より、FX会社のみんなのFXから新通貨ペア4種類が追加されました!
追加された通貨ペアは
・ポーランドズロチ/円(PLN/JPY)
・スウェーデンクローナ/円(SEK/JPY)
・ノルウェークローネ/円(NOK/JPY)
・豪ドル/NZドル(AUD/NZD)
の4種類になります!
各通貨ペアの月足チャートはこちら
新通貨ペアの必要証拠金とスワップの詳細
新通貨ペアのおおよその1Lotあたりの必要証拠金と買いと売りのスワップポイントの詳細はこちら
・ポーランドズロチ/円
レート:約27円(※1)
必要証拠金:約10,800円(※1)
買スワップ:12円(※2)
売スワップ:-12円(※2)
・豪ドル/NZドル
レート:約1.08NZドル(※1)
必要証拠金:約29,000円(※1)
買スワップ:-10円(※2)
売スワップ:10円(※2)
・スウェーデンクローナ/円
レート:約11円(※1)
必要証拠金:約44,000円(※1)
買スワップ:-3円(※2)
売スワップ:3円(※2)
・ノルウェークローネ/円
レート:約12円(※1)
必要証拠金:約48,000円(※1)
買スワップ:3円(※2)
売スワップ:-3円(※2)
出典元:みんなのFX(トレイダーズ証券)
※1 1Lotあたり。ポーランドズロチ/円、スウェーデンクローナ/円、ノルウェークローネ/円のレートは、2019年9月20日マーケットクローズ時点におけるロイター社のレートの小数点以下を四捨五入した数値、豪ドル/NZドルのレートは小数第三位を四捨五入した数値です。なお、必要証拠金=為替レート×取引数量÷25(レバレッジ25倍)です。(豪ドル/NZドルのみ円転し、1,000円未満を切り上げて表示しております。)
※2 2019年10月7日配信予定
新通貨ペアは相関性が高い!
ここで、豪ドル/NZドル以外の新しい3通貨を比べてみましょう。
上のポーランドズロチ/円と、スウェーデンクローナ/円と、ノルウェークローネ/円のチャートを見てみてください。
見てみると、すごくチャートの形が似ていると思いませんか?
これは、各通貨ペアの相関性が高いことを表しています。
相関性とは同じ動きをどれくらいするかというもので、「相関性が高い」場合は同じ動きになりやすい、「逆相関性が高い」場合は一方の動きに対して、そのもう一方が反対の動きになりやすいというものになります
なぜ、この3つの通貨ペアが同じ動きをするのかとういと、この各3通貨を取り扱っているポーランドとスウェーデンとノルウェーという国は、欧州にある国で地理的にかなり近い国同士になっています。
なので為替相場も似たような動きになりやすいのです。
スウェーデンクローナはクロス円で数少ない売りスワップがプラススワップの通貨ペア!
ここで、再度新しい通貨ペアの詳細を見てみましょう
ここで注目してほしいのが、スウェーデンクローナの売りスワップです
スウェーデンクローナの売りスワップはプラス3円(※2)と円が絡む通貨ペアで数少ない売りスワップがプラスの通貨ペアになっています
これは、スウェーデンの政策金利が2018年12月からマイナス0.25%と、日本の政策金利より低いのでこういったことになっているのです
川崎ドルえもんおすすめのさやとり!
為替には、「さやとり」というスワップ運用で活用できる運用方法があります
さやとりとは、一般的にスワップポイントの提供価格がFX会社によって違うので片方のFX会社でとある通貨ペアをショートして、もう一方の違うFX会社でロングすることで相場変動の影響を受けずにスワップポイントのみを得る方法です
例えば、AのFX会社のドル円の買いのスワップポイントが10円で、BのFX会社のドル円の売りのスワップポイントがマイナス8円だった場合、AのFX会社でドル円をロングしてBのFX会社でショートすれば個別のFX会社で見れば損益は変動していますが、合計で見ると両建てになっているので、為替変動の影響がなく、スワップが2円ゲットできることになります。
そして、もう一つさやとりの方法があります
それは、動きの似ている通貨ペア2つを売りと買いでポジションを持ってスワップを取得していく方法です
ここで、新しく追加された欧州3通貨ペアと欧州共通通貨であるユーロ/円の4つの月足チャートを見てみましょう
どうでしょうか?かなり動きが似ていると思いませんか?これは国同士の距離が近いためです
次にこの4つのスワップポイントをチェックしてみましょう
2019年10月スワップポイント(みんなのFX)
出典元:みんなのFX
見てみると、ポーランドズロチ/円とノルウェークローネ/円の買いスワップがプラス、ユーロ/円とスウェーデンクローナ/円の売りスワップがプラスとなっています
つまり、この動きの似ている4つの通貨ペアの買いスワップがプラスの通貨ペアをロングして、売りスワップがプラスの通貨ペアをショートすれば、為替の相場変動リスクをかなり軽減しながらスワップ運用ができる。ということになります
これがもう1つのさやとりの方法です
この方法であれば、前者のさやとりでは2つのFX会社を使う必要がありますが、1つのFX会社(みんなのFX)だけで済むため、資金管理がかなり楽になるのでオススメです!
注意点としては、いくら似たような動きの通貨ペアといっても、まったく同じ動きをしているわけではないので相場変動を完璧にヘッジできないことと、通貨ペアのレートが違うため、通貨枚数の調整が必要なことです。
ざっとした計算ですが、ユーロ/円とポーランドズロチ/円でさやとりをする場合は、現在のユーロ/円のレートが約107.7円でポーランドズロチ/円のレートが約27.3円なので、1対4.3の比率で持つようにすると良いでしょう。
「ユーロ/円を1万通貨ショートして、ポーランドズロチ/円は43,000通貨をロングする」といった感じです。これで、為替変動リスクを軽減しつつ、どちらの通貨ペアでもプラススワップを受け取れることになります
通貨枚数の計算がめんどくさいという方は、現在のレートが似ているノルウェークローネ/円とスウェーデンクローナ/円を同じ比率で持つと良いでしょう
現在のノルウェークローネ/円のレートは約11.7円で、スウェーデンクローナ/円のレートは10.8円と、似ているので「ノルウェークローネ/円を1万通貨ロング、スウェーデンクローナ/円を1万通貨ショート」といった感じです。こうすれば、ノルウェークローネ/円で3円とスウェーデンクローナ/円で3円、合わせて6円のスワップが入ってくることになります(※3)
(※3:2019年10月10日時点。相場変動と政策金利の変更等で随時スワップポイントは変動します)
ノルウェークローネとスウェーデンクローナでグルトレをやってみようと思う
ここで、ふと川崎ドルえもんは思いました。「為替変動がほぼ同じで、売りと買いのスワップポイントが逆転しているなら2つの通貨ペアを合わせたグルトレも有効なんじゃね?」と。
グルトレの詳細はこちら:グルグルトレインのやり方
つまり、買いスワップがプラスの通貨ペアで子本体ロングもしくはサポートロングを運用して、売りスワップがプラスの通貨ペアで子本体ショートもしくはサポートショートを運用すればどちらでもスワップが受け取れるということになります
ということで、ノルウェークローネ/円とスウェーデンクローナを使ってグルトレを運用してみることにしました!
設定はこんな感じ
・子本体ロング(IFD注文):ノルウェークローネ/円で5pipsごとの5pips利確、各1,000通貨
・子本体ショート(IFD注文):スウェーデンクローナ/円で5pipsごとの5pips利確、各1,000通貨
・サポートショート(指値or逆指値):スウェーデンクローナ/円で10pipsごと、2,000通貨
サポートの向きは正直迷っています。とりあえず円高になりそうと予測してショートでは始めていますが、サポートロングに変更する場合は、ロングがプラススワップのノルウェークローネ/円でサポートを運用する予定です
とりあえず、現在のレートの上下に2円繋げた「4円グルトレ」で運用しています。ノルウェークローネ/円は現在レートが約12円なので10円~14円のあいだ、スウェーデンクローナ/円は現在レートが約11円なので9円~13円といった感じです
これで、スワップポイントを取りつつ、相場変動も取ることができます
必要資金を計算する
このグルトレの資金管理もしてみましょう
このグルトレが2円逆行すると約81,000円の評価損失が発生します。それと4円グルトレ分の証拠金が89,600円(レート14円で計算)かかります
この2つをあわせると必要資金は約17万円が必要ということになります
実際には、私はとりあえず13万円からスタートしています
運用結果は随時更新していく予定です。お楽しみに!
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