グルトレの逆行対策
ドル!どる?川崎ドルえもんです!
川崎ドルえもんが開発したFX新手法【グルグルトレイン】、通称グルトレですが、「グルトレは急激に逆行したときに損失が膨大になる。」と指摘している方がいらっしゃいます。
確かにグルトレは逆行すると膨大な仮損失が発生するのは事実ですが、
グルトレはスタートから逆行しても2/3戻ってくれば利益になるのも事実です。
グルトレは逆行したら耐えるのが基本ですが、
実は、もうひとつ逆行に対応する方法があります。それは、
【封印両建て】
という方法です。
初回版のグルトレ電子書籍には掲載していたのですが、現在の改訂版には載せていません。
それを今回は説明していこうと思います
グルトレの急落リスク
相場というのは、数年に1度ほど急落が起こることがあります。
最近の急落といえば、2019年1月3日のフラッシュクラッシュでしょうか
グルトレでよく例に出している豪ドル/円でもフラッシュクラッシュでは5.55円の下落を記録しました。
この急落でグルトレをロングでしていた方は損失が発生が発生した方もいらっしゃいました。
豪ドル/円の日足チャート↓
上の図を見ると2019年年1月3日のフラッシュクラッシュでは、豪ドル/円の日足がボリンジャーバンドの-2σどころか、-3σを超えています
ボリンジャーバンドは±2σのあいだに相場が収まる確率がおおよそ95.5%といわれ、±3σに収まる確率は99.7%といわれています。
つまり、1月3日の急落は異常事態で、いつかは±2σの中に収まると考えられます。
そんな、予知できない急落のために【封印両建て】を使ってグルトレのリスクを軽減していきましょう。
封印両建て
封印両建てとは急落途中にポジションを完全な両建てにして損失の固定を目指しつつ、利益も取ろうという考え方です。
封印両建ての発動は、3円以上急落した場合や、ボリンジャーバンドの±3σを超えた場合に発動します。
今回は、グルトレロングを97円から103円に設定し、100円からスタート。
その後、運用中に6円の急落が発生し94円まで急落した。
その時に97円で封印両建てを発動した。
という想定で説明しましょう。
まず封印両建てを設定せず、グルトレを100円スタートで97円までしか設定していないグルトレが94円まで下落した場合は-304,500円の損失が発生します。(別で71,000通貨分の証拠金が必要です。)
まず、グルトレが100円から97円に下落すると71,000通貨分のロングポジションが損失を抱えています。97円から下にグルトレの設定はありません。
この97円までグルトレが下落した時にある71,000通貨のロングポジションに対して
71,000通貨のショートポジションを持つことでポジションを完全に両建てすることを【封印両建て】といいます
つまり、71,000通貨のグルトレロングポジションに71,000通貨のショートポジションをあてて完全な両建てにするのです。
こうしておけば、97円からさらに下落しても損失は固定化されているので損失が増えることはありません。
封印両建ての注文はグルトレスタート時に指値注文で注文しておきます。
封印両建てが発動した計算をすると、グルトレロングが100円から97円に下落た場合、-91,500円の損失が発生します。
97円時点で封印両建てを発動し、ロングとショートを同じ通貨枚数にします。
その後は、94円まで下落しても同じ通貨枚数なので損益は動かず、損失は-91,500円のままです。
封印両建ての解除
その後急落が94円で落ち着いたとしましょう。
94円時の評価損失は変わらず91,500円です。
急落が落ち着いたと判断したら、封印両建てのショートポジションを解除しましょう。
そうすると、封印両建てのショートポジションが71,000通貨×3円の下落で213,000円の確定利益を生み出します
しかし、評価損失がグルトレロングの損失分である304,500円に増額されます。
その後、100円から97円にある損失グルトレはそのままで、
103円から100円にある未約定のグルトレを一度解除します。
そして再度93円から97円程度を目安にグルトレを再設定します。
その後相場が封印両建てを発動した97円に戻ったとしたらどうなるでしょうか?
94円から97円のグルトレが3円順行すると27,500円の利益が産み出されます。
そして、97円まで戻ってきた相場の上には100円までのグルトレの損失分があります
計算すると-52,500円の損失があります。
これをその他諸々計算すると、203,000円の利益になります!
つまり今回のパターンで封印両建てを使うと、
①6円逆行しても評価損失を91,500円に抑えられる
②その後スタート100円と安値の94円の半分である97円まで戻ってきたら約20万円の利益が見込める
ということになるのです!
すごいでしょ
また、封印両建ての解除は急落後、ある程度相場が戻ってきてからでも構いません。完全な両建てにすれば、どこで解除しても損失は固定されているからです。
封印両建ての注意点
そんな急落時に使える封印両建てですが、注意することが2つあります
1つめは通貨枚数の設定です。
今回はスタートした100円からいきなり逆行する想定でしたが、実際の相場は1円上昇して下落することもあります。
そうすると逆行するグルトレの通貨枚数も変わってきます。
ですので、実際には封印両建ての通貨枚数を少し多めにしておき、急落が発生し封印両建てが発動したら調整します。
また、今回は厳密に計算しましたが、封印両建てを使う場合はその発動する価格にあるサポートLと子本体Sは意味を持ちません。
今回でいえば97円にあるサポートロングと子本体Lにあたります。
これは、注文しても同価格で封印両建てが発動するため意味がないのです。
今回はカウントしましたが、本来は97円にあるサポートロングと子本体Lは注文する必要がありません。
この発動する価格のサポートLと子本体Sをカウントしないのであれば、封印両建ての通貨枚数を数えるのが楽になります。
グルトレは1円逆行するごとにサポートと子本体あわせて2万通貨のポジションを持つので今回の3円逆行で封印両建てを発動するのであれば6万通貨という計算になります
実際には1円順行してから逆行を見越して8万通貨ほどでも良いと思います。
2つめは緩やかな逆行には使えないこと
例えば、「相場が上がる!」と思ってグルトレロングを設定したのにジワジワと下落した場合には、封印両建てはあまり得策ではありません。
ジワジワ下がるということは相場観を間違えてますし、ここで封印両建てを発動しポジションの固定化をするとスワップ差でジワジワと証拠金も減っていきます。
あくまで、急落対策として封印両建ては使うべきだと川崎ドルえもんは思っています。
以上に気を付けてグルトレの封印両建てを活用してみてはいかがでしょうか。
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