為替相場のアノマリーとは?
アノマリーとは、明確に説明ができないけれど経験則的になぜかそうなりやすい規則性のことを言います。
例えば、8月のお盆休み前は円高になりやすいアノマリーがあったり、12月はニュージーランドドルが買われやすい季節性があると言われています。
これらは、理由がわからないこともありますが、人々の様々な思惑が影響しています。
例えば、先ほど紹介したお盆休み前の円高アノマリーは、日本人の機関投資家やトレーダーが長期休み前にポジションを決済して日本円に戻すため、円高になりやすいと言われています。
このようにアノマリーは、人やグローバル企業などの思惑で発生します。
しかし、これは経験則的に言われているだけであり、今までは明確な根拠はありませんでした。
そこで、私は過去の相場の回数を数えてその日にどういった季節性があったのかを特定して確率で公開しています!
例えば、9月29日の日足を数えてみると、ユーロ/ポンドは過去20年間で実に96%の確率で陽線が付いており、陽線が付きやすいアノマリーがあったことが分かります。
このようにその日のアノマリーが数字でわかれば、FXトレードの参考になるはずです!
月足と週足のアノマリー情報はこちら!
この記事では、下で全28通貨ペアの日足アノマリー情報を紹介していますが、同時に月足と週足、そして4時間足のFXアノマリー情報も発信しています!
日足以外のアノマリー情報は別記事で紹介しています!
月足のアノマリー情報では月別の傾向が分かりますし、週足統計データではその週のアノマリー情報が分かります。
このように、日足よりも大きな時間足のアノマリー情報を見たい場合は、下のリンクから見ていきましょう!
FX投資の日足アノマリー分析!
それではさっそく全28通貨ペアの日足アノマリーデータを見ていきましょう!
下の表は、過去20年間の8月19日の日足を数えて陽線になった確率を算出したものになります。
データの見方としては、左から順に
①2002年~2011年(10年間)の陽線確率
②2012年~2021年(10年間)の陽線確率
③過去20年間の陽線確率
④過去20年間の陽線確率が70%以上なら”上昇”、30%以下なら”下落”の傾向を表示
しています。
つまり、過去20年間の数字を見て確率が高ければい過去に陽線になった回数が高く、低いほど陰線になりやすかったというアノマリーデータが分かります!
さっそく表を見てみると、8月19日は円買いとドル買いとユーロ買いの傾向があるようで、クロス円ではポンド円の陽線確率が27%、NZドル/円は22%、カナダドル/円は19%と低くなっています。
さらに、ドル関連ペアではドル/カナダドルの陽線確率が79%と高く、ドルが決済通貨(分母側)になっているユーロ/ドルと豪ドル/ドルは26%、NZドル/ドルは18%と低くなっています。
そしてユーロ関連ペアではユーロ/ポンドの陽線確率が74%、ユーロ/豪ドルは86%、ユーロ/NZドルとユーロ/カナダドルは82%と高くなっていました。
このことから、8月19日は円高とドル高とユーロ高のアノマリーがあることが分かります。
このように全28通貨ペアの過去の日足を数えてみると、その日の傾向・アノマリーが分かってきます!
この情報は、その日によって強いアノマリーが出たり、逆にアノマリーの弱いデータが出たりする日がマチマチなので、毎日チェックしていきましょう!
チャート分析がしやすいアプリランキング!
さて、ここからは使いやすい分析ツールアプリを提供している会社を紹介します!
FXで最終的な売買を決めるために必須なチャート分析(テクニカル分析)ですが、あなたはどのアプリを使って分析をしていますか?
多くの人が、口座開設したFX会社のWebアプリやスマホアプリを使用して分析しているかと思います。
しかし、ほとんどのFX会社がスプレッドやスワップに注力した結果、アプリ開発に予算を割かない傾向があり、中途半端なチャート分析しかできないアプリが多くあります。
私は様々なFX業者のアプリを使ってきましたが、FX会社によっては移動平均線の設定が99までしかできず、200日移動平均線が表示できないアプリや、1つのボリンジャーバンドしか表示できず、1~3σの3つのボリンジャーバンドが表示できない、平均足には非対応など、中途半端にしかチャート分析ができないアプリが多いという印象を持っています。
私はFXを12年やっていますが、様々なアプリを使った結果、売買ポジションを持つFX会社とテクニカル分析アプリは切り離して考えるべきだという結論に至っています。
私の場合はチャート分析は下記の会社が提供しているアプリを使い、実際にポジションを持つ際には上で紹介した別のFX口座を使って取引を行っています!
その理由は、スプレッドやスワップポイントなどのユーザーコストに注力しているFX会社と、アプリ開発にチカラを入れている会社が違うからです。
そのなかでも下の業者では、アプリ開発にチカラを入れていて、表示できるテクニカルも多く、設定値も上限が大きく設定できるのでチャート分析に大変便利なアプリを提供している会社です。
もちろん、下で紹介する会社ではスマホアプリの提供もしているので、外出先でもチャート分析をすることができます!
ヒロセ通商
FX会社では、各社によって独自のスマホアプリを出していますが、正直な話、あまり使いやすいスマホアプリは見かけません。
そのなかでヒロセ通商のスマホアプリは、常にブラッシュアップをし続けていて、現状で使いやすいスマホアプリの1つとなっています!
テクニカルの設定値も、他社のスマホアプリより多彩な数値で設定が可能で、例えば移動平均線は他社のアプリでは99までしか設定ができなかったりしますが、ヒロセ通商のスマホアプリでは最大999まで設定が可能で、重要な200日移動平均線の表示も可能です
IG証券
IG証券は、FXだけでなくCFDなど幅広い金融商品の取引ができる会社で、特にFXよりも少ない資金で為替取引ができる”ノックアウトオプション”を取り扱っているFX会社です!
また、FXの取り扱い銘柄はなんと100通貨ペアを超えており、マイナー通貨も取引が可能です!
さらにIG証券のアプリはテクニカルが充実じており、グローバルで様々なテクニカル指標を使うことができます。
トレディングビュー
TradingView(トレーディングビュー)は、世界的に有名な高性能チャート分析ツールで、対応銘柄は、FXの為替だけでなく株や商品など、様々な銘柄に対応しています。
TradingViewには、4つのプランがあり、無料のプランから複数のインジケーターを表示できる有料プランまであります。
もちろん無料のプランでもチャート分析は可能ですが、広告が表示されたりインジケーターの表示が3つまでなど制限があります。
そんな制限も有料プランであれば広告は表示されかったり、プランによってインジケーターの表示数を増やすことができるのがTradingViewの特徴です。
みんなのFX
みんなのFXは、口座を持っていれば誰でも本来有料であるTradingViewが無料で使えるFX会社で、系列のFX会社LIGHT FXのアプリでも利用可能です。
ちなみに、みんなのFXのトレーディングビューはTradingView公式サイトからはログインができません。みんなのFXの公式サイトからログインする必要があります。
みんなのFXのTradingViewを使うには、まず、みんなのFXの口座を持っておく必要があります。みんなのFXの口座開設をしておきましょう。口座開設自体は無料でできます。
私もみんなのFXの口座を持っているので実際に触ってみると、テクニカルもなんと85種類から選ぶことができて、チャート分析がメッチャはかどりました!
このように、本来は有料で使えるTradingViewを口座保有するだけで無料で使えるみんなのFXでテクニカル分析をしてみてはいかがでしょうか?
このFXアノマリー情報が、あなたのFXトレードの参考になればうれしいです!
もし、このアノマリー分析が良い情報だと思ったら、ぜひTwitterやFacebookなどで拡散してくれたら嬉しいです!
・当情報はこれからの相場を言い当てるものではありません。
・最終的な判断は自分で行ってください。投資は自己責任です。
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