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目次
FX4時間足アノマリー情報とは?
私、川崎ドルえもんが公式noteで配信している日足・週足・4時間足アノマリー情報とは、過去20年間の為替(FX)や株式からデータを取って、明日や今週にどのような傾向アノマリーがあったのかを調べたものになります。
例えば、下のデータは3月26日の4時間足を時間ごとに過去20年間、数えて陽線になった確率を算出したものです。
陽線になった確率なので、確率が高ければ その時間帯に上昇した回数が多く、確率が低ければ下落しやすいアノマリーがあったことがわかります
これを見ると、3月26日は8時~12時にユーロ/ドルの陽線確率が81%、ポンド/ドルが83%と高くなっていて、ドル売りのアノマリーが出ていて、16時~20時の時間帯では豪ドル/円やNZドル円などが90%と高くなっていて、円安になりやすく、上昇アノマリーがあったことなどがわかります!
4時間足アノマリー通りにFXトレードしたら儲かるのか!?
このようなアノマリー情報を私は公式noteで配信していますが、今後の金融相場がこのアノマリー通りに動くかは、また別の話です。
そこで今回、シミュレーション・FX自動化ができるアプリケーション「メタトレーダー(MT5)」を使ってプログラムを作り、この4時間アノマリー通りにFXトレードを行うと、どういった結果になるのかをシミュレーションしてみました!
下の画像は、各通貨ペアで4時間足のアノマリー通りにFXトレードを行った場合のシミュレーション結果です!
具体的に言うと、陽線になった確率が70%以上の確率の時間帯になったら買いを、30%以下の確率だったら売りのFXトレードを行うシミュレーションプログラム(EA)を作ってFXトレードを行ったら、収益がどうなるのかを調べたものになります!
これを見ると、ドル円とユーロ円とポンド円とポンドドルでは収益がプラスになり、ユーロドルとユーロポンドと豪ドルNZドルと豪ドルカナダドルは収益が出ておらずマイナスで、アノマリー通りに売買しても利益は得られなかったことがわかります。
※ちなみにこのプログラムは、きちんと前年までのデータで本年に売買するとどうなるのかを調べたデータであり、当年の統計データは入れていないので、キチンと過去データでどうなるのかを調べたもので、不正データではありません。
それでは、より詳しく、通貨ペアごとにデータを見ていきましょう!
ドル円の4時間足アノマリー通りに売買すると・・・
下のデータは、ドル円(USDJPY)の4時間足アノマリー通りに、2021年から2025年2月末までの約4年間、売買をした場合のシミュレーション結果になります
具体的な売買条件としては、ロット数は0.1Lot(1万通貨)で、損切りは25pips逆行したら行い、4時間足のアノマリーがあった30分後に売買をスタートしてアノマリーが終わる30分前に決済を行います。(具体的には8:30~11:30、12:30~15:30、16:30~19:30、20:30~23:30、00:30~03:30に取引を行います)
ポジションは単独ポジションで1つしか持たず、複数のポジションを持つことはありません。
これを見ると、①約4年間の損益が199,390円となっていてアノマリー通りにトレードするとプラスになることがわかります!
また、②最大で資金が目減りした金額が(ドローダウン)が58,600円となっていることがわかります。
③勝率はショート(売り)で46.1%、ロング(買い)で52.1%となっていて、的中率は48%と、決して高くなっているわけではないですが、ハマれば大きな利益確定ができているようです。
これを計算すると、過去4年間の平均年利が40%前後の利益率が得られていたということがわかります
(計算式⇩
①必要証拠金⇒ユーロ円の証拠金が150円とすると、1万通貨あたりの証拠金は、170円×10,000通貨÷25=60,000円
②最大ドローダウン(最大損失額)が-58,600円なので、このドローダウンに必要証拠金を足せば、この過去4年間で運用に必要な資金は12万円程度と計算できます。
③さらに4年2ヵ月間の収益が199,390円なので、単純な年間平均利益は÷4.16で47,930円に。
この単純年間利益47,930円÷運用に必要な資金120,000円で0.40となり単純年利は40%程度と計算できます)
ユーロ円の4時間足アノマリー通りに売買すると・・・
次にユーロ円(EURJPY)のシミュレーションを見ていきましょう!
下のデータは、ユーロ円の4時間足アノマリー通りに、2021年から2025年2月末までの約4年間、売買を行った際のシミュレーション結果になります
設定としては、ロット数が0.1Lot(1万通貨)で、損切りは45pips逆行したら行い、4時間足アノマリーが発生している時間になったらポジションを持ってアノマリーが終わる5分前(具体的に8:00~11:55、12:00~15:55、16:00~19:55、20:00~23:55、00:00~3:55)に決済を行います。
※このEAではポジションは単独ポジションで1つしか持たず、複数のポジションを持つことはありません。
これを見ると、①約4年間の損益が386,190円で、②最大で資金が減った金額が(ドローダウン)が-70,450円となっています。
③勝率はショート(売り)で47.7%、ロング(買い)で56.5%となっていて、全体の的中率は52%前後と、そこまで高いわけではないですが、アノマリーがハマれば大きな利益確定が獲得できているような結果になっています!
これを計算すると、過去4年間の平均年利が66%前後の利益率が得られていたということがわかります!
(計算式⇩
①必要証拠金⇒ユーロ円の証拠金が170円とすると、1万通貨あたりの証拠金は、170円×10,000通貨÷25=68,000円
②最大ドローダウン(最大損失額)が-70,450円なので、このドローダウンに必要証拠金を足せば、この過去4年間で運用に必要な資金は14万円程度と計算できます。
③さらに4年2ヵ月間の収益が386,190円なので、単純な年間平均利益は÷4.16で92,834円くらい。
この単純年間利益92,834円÷運用に必要な資金140,000円で0.66となり単純年利は66%程度と計算できます)
ポンド円の4時間足アノマリー通りに売買すると・・・
次はポンド円(GBPJPY)のシミュレーション結果を見ていきましょう!
下のデータは、ポンド円の4時間足アノマリー通りに、2021年から2025年2月末までの約4年間、売買トレードをした場合のシミュレーション結果です。
ロット数は0.1Lot(1万通貨)で、損切りは60pips逆行したら行い、4時間足が終わる5分前(11:55、15:55、19:55、23:55、03:55)に決済をします。
※このEAではポジションは単独ポジションで1つしか持たず、複数のポジションを持つことはありません。
これを見ると、①約4年間の損益が213,830円で、②最大で資金が減った金額が(ドローダウン)が-124,320円となっています。
③勝率はショート(売り)で47%、ロング(買い)で56%となっていて、全体の的中率は53%前後と、そこまで高いわけではないですが、アノマリーがハマれば大きな利益確定が獲得できているような結果になっています!
これを計算すると、過去4年間の平均年利が25%前後の利益率が得られていたということがわかります!
(計算式⇩
①必要証拠金⇒ポンド円の証拠金が200円とすると、1万通貨あたりの証拠金は、200円×10,000通貨÷25=80,000円
②最大ドローダウン(最大損失額)が124,320円なので、このドローダウンに必要証拠金を足して、この過去4年間で運用に必要な資金は約205,000円に。
③さらに4年2ヵ月間の収益が213,830円なので、単純な年間平均利益は÷4.16で51,400円くらい。
この単純年間利益51,400円÷運用に必要な資金205,000円で0.25となり単純年利は25%程度と計算できます)
ポンドドルの4時間足アノマリー通りに売買すると・・・
次にポンドドル(GBPUSD)のシミュレーション結果を見ていきましょう!
下のデータは、ポンドドルの4時間足アノマリー通りに、2021年から2025年3月末までの約4年間、売買をした場合のシミュレーションです。
ロット数は0.1Lot(1万通貨)で、損切りは20pips逆行したら行い、ユーロ円と同じように4時間足アノマリー始まり、終わる5分前に決済を行います。
※このEAではポジションは単独ポジションで1つしか持たず、複数のポジションを持つことはありません。
これを見ると、グラフは荒くなっていますが①約4年間の損益が169,415円となっています。また、②最大で資金が減った金額が(ドローダウン)が-78,951円となっていますね。
③勝率はショート(売り)で45.5%、ロング(買い)で46.8%となっていて、全体の的中率は46%前後となっています
これを計算すると、過去4年間の平均年利が25%前後の利益率が得られていたということがわかります!
(計算式⇩
①必要証拠金⇒ポンドドルの証拠金が約80,000円とすると、
②最大ドローダウン(最大損失額)が-78,951円なので、このドローダウンと必要証拠金を足せば、この過去4年間で運用に必要な資金は16万円程度と計算できます。
③さらに4年3ヵ月間の収益が169,415円なので、単純な年間平均利益は÷4.25で39,862円。
この単純年間利益39,862円÷運用に必要な資金160,000円で0.249となり単純年利は25%程度と計算できます)
ユーロドルの4時間足アノマリー通りに売買すると・・・
ここからはシミュレーションの収益がマイナスになっている通貨ぺアのシミュレーション結果です。簡潔に紹介していきます!
下の画像は、ユーロドル(EURUSD)の4時間足アノマリー通りに、2021年から2025年3月末までの約4年間、売買をした場合のシミュレーション結果です。
ロット数は0.1Lot(1万通貨)で、損切りは55pips逆行したら行い、4時間足アノマリーが終わる5分前(11:55、15:55、19:55、23:55、03:55)に決済を行います
これを見ると、①約4年間の損益が-136,822円とマイナスで、アノマリー通りにFXトレードをしても儲からないという残念な結果となっています
③全体の勝率も49.3%前後と低くなっていますね
このことから、ユーロドルの4時間足アノマリー通りにFXトレードしても儲からないということになります
ユーロポンドの4時間足アノマリー通りに売買すると・・・
さらに下のデータは、ユーロポンド(EURGBP)の4時間足アノマリー通りに、2021年から2025年3月末までの約4年間、売買をした場合のシミュレーション結果です。
ロット数は0.1Lot(1万通貨)で、損切りは45pips逆行したら行っていきます。4時間足が終わる5分前(11:55、15:55、19:55、23:55、03:55)に決済を行います。
これを見ると、①約4年間の損益が12,230円と少しだけプラスの収益で、アノマリー通りにFXトレードをしてもあまり儲からないという結果になっています
③全体の勝率も49%前後と低くなっていますね
このことから、ユーロポンドの4時間足アノマリー通りにFXトレードしても儲からないということがわかります
豪ドルNZドルの4時間足アノマリー通りに売買すると・・・
下の画像は、豪ドルNZドル(AUDNZD)の4時間足アノマリー通りに、2021年から2025年3月末までの約4年間、売買をした場合のシミュレーション結果です。
ロット数は0.1Lot(1万通貨)で、損切りは45pips逆行したら行っていきます。4時間足が終わる5分前(11:55、15:55、19:55、23:55、03:55)に決済を行います。
見ての通り、①約4年間の損益が-142,146円と大きなマイナスで、アノマリー通りにFXトレードをしても儲からないという残念な結果となっています。③全体の勝率も45%前後と低く、的中率も良くありません
このグラフを見て、「それじゃあアノマリーの収束を狙って逆張りすればいいのでは?」と思い、逆張りシミュレーションしてみましたが、それでも収益がマイナスという結果になっていました。
おそらくスプレッド負けしてしまうのでしょう。
このことから、豪ドルNZドルの4時間足アノマリー通りにFXトレードしても儲からないということがわかります
豪ドルカナダドルの4時間足アノマリー通りに売買すると・・・
下のデータは、豪ドルカナダドル(AUDCAD)の4時間足アノマリー通りに、2021年から2025年3月末までの約4年間、売買をした場合のシミュレーション結果です。
ロット数は0.1Lot(1万通貨)で、損切りは45pips逆行したら行っていきます。4時間足が終わる5分前(11:55、15:55、19:55、23:55、03:55)に決済をします。
これを見ると、①約4年間の損益が-11,293円とマイナスで、アノマリー通りにFXトレードをしても儲からないという結果となっています。
このことから、豪ドルカナダドルの4時間足アノマリー通りにFXトレードしても儲からなかったということになります。
まとめ
シミュレーションした結果から、4時間足アノマリー情報は、ドル円やユーロ円やポンド円やポンドドルではアノマリー通りにFXトレードを行うと過去4年間は儲かっていたことがわかりますね!
特にユーロ円では、比較的なだらかな右肩上がりの収益グラフで、シミュレーション上で年利が66%とかなり高い利益が得られていたという結果がわかります!
このように、私が配信している「株式・為替アノマリー」情報のなかの4時間足アノマリーでは、通貨ペアによってアノマリー通りに動く通貨ペアもあれば、儲からない通貨ペアもあることがわかります。
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